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我が生涯に一片の悔いなし!
タイトルは、「週刊少年ジャンプ」に連載されていた「北斗の拳」で北斗神拳四兄弟、長兄ラオウ最期の言葉。

色々と漫画を読んできたけど、俺にとって、ベストはこの「北斗の拳」。北斗神拳の様々な奥義はもちろん、南斗聖拳との戦い、北斗同士の戦い、そして、天帝を巡る争いと、手に汗握るストーリーが繰り広げられるんだよね。そして、セリフもいい! タイトルのセリフなんて、本当に涙もんだもんね。
高校生の頃、リアルタイムで読んでいた俺は、友人たちと、南斗六聖拳は今度はどんな拳法を使う相手なのか、とか、最後の将の正体は誰なのか、とか、盛り上がったもんだし、敵キャラのやられるときの言葉(「ひでぶ」「あべし」「うわらば」等)で笑ったり、ホント、楽しませてもらったよ。
あのころ、ジャンプを買うと、まず最初に「北斗の拳」を読んで、そのあと、最初から読んでいって、また読んで、全部読み終わってから、また、「北斗の拳」を読む。そして、次週号がでるまで、毎日のように読んでいたもんなぁ。最初のころなんて、セリフもほとんど憶えていたもんね。
他にも、南斗水鳥拳のレイや、山のフドウ、雲のジュウザなど、魅力的なキャラが満載! 彼らの最期のシーンなんて、これまた涙もの!!! 成長したバットとリンとケンシロウが再会するところもまた涙。とにかく、涙なしでは読めない漫画なんだよね。
あのころ、PTAなんかでは、残酷なシーンが多すぎる、なんてことが言われていたけど、何をいってるのか? って感じ。そういう端的なところではなく、人間の「愛」をこれほど、描いているものはないのではないかと。
愛深きゆえに愛を捨てたサウザー、愛のために全てを捧げたシン、遠くから見守ることも愛としたトキ。全ての漢(おとこ)がその生き様を魅せてくれた。

本当に、俺にとって、人生、生き方を教えてくれたものだといっても過言ではないね。

未だに文庫本や、廉価版(コンビニなんかで売ってるやつね)が出ているし、俺はやらないけど、パチンコなんかにもなっていて、高校生なんかも読んでいるんだよね。やっぱ、名作は時代を感じさせないんだよね。
by tarosas | 2004-12-08 22:30 | books/comics
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